マークイズ福岡女性刺殺事件の少年がされた検察官送致(逆送)とは?

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去年の8月に起こった事件に新たな展開があったようです。

20年8月28日夜、福岡市中央区の商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」内の1階女子トイレで市内の女性を刃物で殺害したなどとして福岡県警に逮捕された少年について鹿児島家庭裁判所は19日、少年審判を開き、「刑事処分相当」として検察官送致(逆送)とする決定を出したということです。

そこで、今回はあまり聞きなれないこの検察官送致(逆送)について調べてみました。

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マークイズ福岡女性刺殺事件で逮捕の少年がされた検察官送致(逆送)とは?

検察官送致(逆送)とは?

検察官逆送とは・・・「家庭裁判所の審判において、刑事処分が相当であると判断されて、事件が家庭裁判所から検察官に戻されて送致されること」

概要としては上記のようになるようです。

今後どうなる?

家庭裁判所では、少年の保護を主な目的としているため、事件を起こした少年等は保護処分となると、「保護観察所の保護観察に付す」こと、「児童自立支援施設または児童養護施設に送致する」こと、「少年院に送致する」ことになるようですが、今回のように検察官送致(逆送)となると、検察官に起訴された場合は成人と同じ刑事裁判を受けることになるようです。

ただし、検察官は公訴提起するに足りる犯罪の嫌疑があると思えば、必ず起訴しなければならないので、今回は犯罪事実が明らかなので、必ず起訴されるのは確実なのかと思います。

起訴されたらどうなる?

今回の逆送の決定で少年は刑事罰を科される可能性があり、実刑判決を受けた場合、通常は少年刑務所に収容されるとのことです。

一方で、裁判の結果「更生が期待でき、保護処分が相当だ」などと判断されれば、新たに家庭裁判所移送の決定で家裁が保護処分を出すと、主要な収容先となるのは少年院になるようです。

事件の詳細は?

福岡市の商業施設で2020年8月に客の女性(当時21歳)が刺殺された事件で、殺人や窃盗などの非行内容で送致された中学生の少年(15)について、鹿児島家裁(毛利友哉裁判長)は19日、少年審判を開き、「刑事処分相当」として検察官送致(逆送)とする決定を出した。検察側は10日以内に原則起訴し、成人と同様に裁判員裁判で審理される可能性がある。

 審判では女性の母親が意見陳述した。決定を受けて母親は、葬儀で変わり果てた娘と対面して涙が止まらなかったことや、娘が誰に対しても親切で、渡米や資格取得の夢をノートに書き留めていたことなどを明らかにし「娘が少年の包丁を握り『こんなことしても何もならないよ。殺さないで』と懇願した時、やめてほしかった。15歳ならやっていいことと悪いことは十分に判断がつきます。刑事処分を受けるべきです。娘の命を奪った少年が憎いです」などとコメントした。

少年は20年8月28日夜、福岡市中央区の商業施設「MARK IS(マークイズ)福岡ももち」内の1階女子トイレで市内の女性を刃物で殺害したなどとして福岡県警に逮捕された。事件2日前に西日本の少年院を仮退院し、福岡県内の更生保護施設に移ったが、翌日に抜け出していた。

関係者によると、少年は小学校の中学年ごろから施設を転々とし、暴力が度々問題になっていたという。中学校には通っていなかった。福岡地検は20年9月から約3カ月かけて鑑定留置をして責任能力を問えると判断。「刑事処分が相当」との意見を付けて福岡家裁に送致した。事件は少年の関係者がいる鹿児島県の鹿児島家裁に移送され、家裁は観護措置を20日まで延長すると決めていた。

検察官送致の決定を受けた鹿児島地検は、事件の発生地にある福岡地検に事件を移送する可能性がある。【宗岡敬介、白川徹】

◇まれな16歳未満の逆送 起訴なら裁判所判断焦点に

鹿児島家裁の19日の決定は少年(15)の検察官送致(逆送)だった。検察官が起訴した場合、若い命が突然失われた結果の重大性などを踏まえ刑事罰を言い渡すのか、少年の年齢や生い立ち、発達障害の診断歴などを考慮して保護処分を念頭に家裁移送の決定を出すのか、裁判所の判断が今後の焦点になる。

2000年の少年法改正で刑事罰の対象年齢が16歳以上から14歳以上に引き下げられたが、殺人など故意に人を死亡させた少年で原則逆送と規定されたのは16歳以上で、14~15歳が逆送されるのはまれだ。司法統計によると、10~19年に殺人の非行内容で家裁送致された14~15歳は計14人いたが、逆送されたのは1人にとどまっている。

今回の逆送の決定で少年は刑事罰を科される可能性があり、実刑判決を受けた場合、通常は少年刑務所に収容される。一方、家裁移送の決定で家裁が保護処分を出すと、主要な収容先となるのは少年院だ。

少年院は立ち直りを重視し、反省の機会や教育、必要に応じて医療支援のカリキュラムが終日組まれる。少年刑務所も受刑者ごとに1人以上の職員が担任となり、個別面接や日記を書かせるなどして更生を図るが、刑の執行に主眼が置かれ、刑務作業や職業訓練の時間以外は自由時間となる。

 少年院と刑務所の両方で勤務経験のある服部達也・京都産業大特任教授(少年法)は「中3で、福祉施設を転々としたという成育歴などを考えると少年院送致の選択が良いと思えるが、遺族や社会の処罰感情も無視できない。裁判所は難しい判断を求められる」と話した。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc9055e130990b3c193bcd76c4b70405bde9fb1d

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめると、通常の成人同様の刑事裁判を受けさせるようにしたということだと思います。

少年の生い立ち(福祉施設を転々としていた)なども考慮されるべきだとの意見もあるようですが、犯した事件が事件だけに遺族の方の気持ちなどを考えると、かなり難しい判断を求められているのでは感じてしまいます。

今後も、続報があれば追記していければと思います。

※今回、普段聞きなれない検察官送致(逆送)について調べてみましたが、専門的な知識がないため、間違っているところがあるかもしれませんので、参考までにごらんください。

もし、詳しい方がいれば、コメントで指摘していただければ幸いです。

こちらの過去記事も参考までに

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