今回はちょっと怖いニュースです。
逮捕されたのは、埼玉県川口市の自営業、佐竹誠則容疑者(54)です。
逮捕容疑は、人を傷つける威力がある強力なエアガン「準空気銃」や模造拳銃を所持したとする銃刀法違反容疑です。
佐竹容疑者は所持のほかにもネットオークションを利用し販売もしていたそうで、購入した顧客12人も銃刀法違反容疑で書類送検されています。
そこで、今回は佐竹容疑者が販売していた「準空気銃」のことや、顔画像や売り上げがどのくらいあったのか調べてみました。
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銃刀法違反で逮捕!佐竹誠則容疑者が販売していた「準空気銃」とはなにか?顔画像や売り上げはいくら?
佐竹容疑者が販売していた「準空気銃」とは?
まず「空気銃」とは呼んで字のごとく「エアガン」のことを指します。
警察庁が、この「空気銃」をさらに細かく分類した3つの中の1つに「準空気銃」があります。
1.【空気銃】
人の生命に危険を及ぼし得る威力・・・所持の禁止(規制対象)
2.【準空気銃】
圧縮した気体を使用して弾丸を発射できる銃で、人を傷害しえるもの(規制対象)
3.【準空気銃に該当しないエアソフトガン】
人にほとんど傷害を与えない威力・・・規制なし
(エアソフトガンとは、圧縮した気体を使用して弾丸を発射する機能は有するが、人の生命に危険を及ぼし得る威力を有しないもの)
【空気銃】【準空気銃】に関しては「所持の禁止」となり、どのような理由があろうとも、一般の人がそれを持つことが禁止されているうえに、メーカーや販売店も持つことが禁止されたいます。
つまり「準空気銃」とは、命を落とすほど強力な殺傷能力は無いものの、人に対してケガをさせる恐れのあるものということになるみたいです。
一般に販売されているエアガンでも当たれば、かなり痛いし、ケガもすると思うので、どの程度のケガ、威力までが対象なのか線引きが難しいですね。
佐竹容疑者の顔画像や住んでいた場所は?
顔画像に関しては、現在のところ公開されていません。
住んでいた場所は「埼玉県川口市芝1」と報道されていたので、下記の地域になります。
佐竹容疑者はどれくらい売り上げていたのか?
報道によるとインターネットオークションを通じて2016年9月以降、全国の延べ約2200人に模造拳銃を販売し・・・約3500万円を売り上げたとみられているらしいです。
約4年間で3,500万円なので、年間900万円弱の売り上げになります。
1人でやっていたとすれば、十分な収入ですね。
このニュースの詳細は?
人を傷つける威力がある強力なエアガン「準空気銃」や模造拳銃を所持したとして、警視庁生活環境課は20日、埼玉県川口市芝1、自営業、佐竹誠則容疑者(54)を銃刀法違反容疑で逮捕したと発表した。
同課は、佐竹容疑者がインターネットオークションを通じて2016年9月以降、全国の延べ約2200人に模造拳銃を販売し、約3500万円を売り上げたとみて調べている。
逮捕容疑は19年12月22日、自宅などで準空気銃1丁と模造拳銃98丁を所持したとしている。
同課によると、準空気銃は人にけがをさせる恐れがあり、06年8月から規制対象となった。
佐竹容疑者は「販売目的だった」と所持容疑を認めているが、自分が持っていた準空気銃は危険だとの認識はなかったと説明しているという。
佐竹容疑者は、香港から本体やスライドなど部品ごとに輸入し、07年ごろからネットオークションで販売していたとみられる。
同課はまた、佐竹容疑者の顧客だった神奈川や栃木、東京など1都4県の37~68歳の男12人を、今月8日までに同容疑で書類送検した。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/59651597399b8f6f4a5c617e785026f46f56f8f7
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の事件では、販売した佐竹容疑者だけでなく、購入した人たちも書類送検されています。
購入者は何の目的で購入したのか気になりますし、通常のエアガンと違い、他人に危害を加える恐れがあることを知って購入したのかどうかも問題になってきます。
このような事件が起こると、エアガン自体のイメージが悪くなったり、より規制が厳しくなり、純粋に趣味でサバイバルゲームなどを楽しんでいる人たちにも迷惑が掛かるかもしれませんね。
しかし、危険なものは危険なものなので、間違って触って子供がケガをしたり、命を落としたりしないためにも、今回のように違法なものには、取り締まりや規制はこれまで通り厳しくしていってほしいと思います。