2008年に出版された著書『ぼくは猟師になった』で近年の“狩猟ブーム”の先駆けを担い、一昨年NHKで放送された、ドキュメンタリー『ノーナレ けもの道 京都いのちの森』で話題となった“わな猟師”・千松信也さんのドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』の予告編がついに公開されました。
この映画にナレーションとして池松壮亮さんが参加しているのですが、なんでもナレーションの仕事がノーギャラだったとの情報がありました。
そこで今回は池松壮亮さんが本当にノーギャラだったのか、この映画や千松信也さん、池松壮亮さんの詳細などを調べてみました。
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池松壮亮さん『僕は猟師になった』ナレーションの仕事はノーギャラだった?予告編がついに公開された映画や出演者の詳細は?
ナレーションの仕事は本当にノーギャラだった?
なぜか、池松壮亮さんの『僕は猟師になった』のナレーションの仕事がノーギャラだったという情報が出ています。
たまに映画やドラマなどである「友情主演」は、主役や監督と仲の良い役者さんがノーギャラで数秒出演しているなんてことがあるようですが、今回の場合はどうだったのでしょうか。
映画のナレーションという仕事ですから、出演時間は実質映画全編分で2時間近い時間になると思います。
「友情主演」にしては長すぎるし、ノーギャラなんてありえないと思うのですが・・・
それに、映画は2時間程度の作品かもしれませんが、ナレーションの収録はもっと時間がかかっているはずで、かなりの拘束時間になると思います。
では、なぜノーギャラだったという情報が出ているのか・・・それは、池松壮亮さんがこの映画に向けたコメントにあったようです。
池松壮亮さんがこの映画に向けたコメントとは?
池松壮亮さんのコメント↓
たとえノーギャラでも参加したいと思える作品でした。
「命を奪うことに慣れることはない」千松さんの自然界との向き合い方に心から感動しました。
僕は30年前に生まれ、肉や魚、水や木々や種を、つまり生きとし生けるものの命を何不自由なく貰って生きてきました。
そこに責任や罪の意識は、親や先祖のおかげで何一つ無かったと言えます。
環境問題やアニマルライツ、様々な問題が浮き彫りになるこの世界で、今このドキュメントを届けたいと、切に思います。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00010018-realsound-ent
コメントの冒頭の部分で分かるように「たとえノーギャラでも参加したいと思える作品でした。」と言っていたようです。
それだけ、作品としての内容が素晴らしかったということなんだと思います。
つまり、実際はノーギャラではなかったということでしょう。
この映画の詳細は?
6月6日より公開されるドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』の予告編が公開され、ナレーションを務めた俳優・池松壮亮からコメントが寄せられた。
本作は、2008年に出版された著書『ぼくは猟師になった』で近年の“狩猟ブーム”の先駆けを担った“わな猟師”・千松信也の暮らしに迫ったドキュメンタリー映画。
京都大学卒の現役猟師という経歴を持ち、京都の街と山の境に暮らす千松に700日密着した。
一昨年NHKで放送された、京都で猟をする千松の、彼にとっては平凡な日常に取材したドキュメンタリー『ノーナレ けもの道 京都いのちの森』には、再放送希望が1141件も届いた。
イノシシやシカをわなでとらえ、木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。命と向き合うために千松が選んだ営みに、残酷という非難をはるかに超える“憧憬”が集まった。
NHK取材班は、放送後、千松とその暮らしにさらに迫るため、300日の追加取材を行い、およそ2年間の映像を編み直し、完全新生映画版が完成。池松はナレーションを担当した。
公開された予告編は、イノシシの骨からスープをとった「いのこつラーメン」を作る映像からはじまり、けもの道にわなを仕掛ける作業、獲物と命のやり取りをする現場まで、普段は人に明かさない猟の様子にカメラが密着。
「『言葉よりも背中で語る、森の哲学者』という千松さんのイメージにぴったりだった」とプロデューサーが太鼓判を押した池松の語りが、人間と動物、生きるものすべての「命」の物語へと案内する。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00010018-realsound-ent
この映画の予告編はこちら
2020年6月6日公開予定なので、ぜひ映画館でご覧ください。
池松壮亮さんとは?
よみ:いけまつ そうすけ
生年月日:1990年7月9日
年齢:29歳
出身地:福岡県福岡市
千松信也さんとは?
よみ:せんまつ しんや
生年月日:1974年生まれ
年齢:46歳
出身地:兵庫県
職業:罠猟師
最終学歴:京都大学文学部
千松信也さんのツイッターはこちら
川でサワガニ捕りしてたら、いい川虫が捕れたので、それを餌にして軽く釣り。
釣れたカワムツは我が家の猫にプレゼント。 pic.twitter.com/x7ybkLdv70— 千松信也 (@ssenmatsu) March 28, 2020
春の川は気持ちいいですね。 pic.twitter.com/snD28bTU26
— 千松信也 (@ssenmatsu) March 21, 2020
何があっても季節は巡る。 pic.twitter.com/lgjituMelo
— 千松信也 (@ssenmatsu) March 14, 2020
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
京都大学出身の猟師と聞いて、初めはかなり変わった人なのかと思いましたが、予告編を見る限りでは、普通の人、普通の父親という感じでした。
職業が職業だけに、一般の父親とは違った印象はありますが、子供たちも楽しそうに命と向き合っているような気がして素敵な家族でしたね。
予告編の後半の狩りのシーンでは少々ショッキングなところもありますが、命をいただくということの意味を考えさせられるような場面でした。
なんの不自由もなく肉や魚、野菜などを食べれていることに感謝しなければいけませんし、悪気がなくても食物を少なからず無駄にしてしまっている自分がいることが恥ずかしく思え、より食べ物や環境に感謝の気持ちをもてるような映画なんではないでしょうか。