嘱託?承諾?緑川雅孝が普通の殺人罪にならない悲しい理由とは?

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福島県いわき市の住宅リフォーム業、緑川雅孝被告(51)が起訴されました。

逮捕容疑としては、2020年1月にいわき市内の駐車場に停めた車の中で吉川美奈子さんら親子4人を殺害したというものですが、今回起訴された罪は「嘱託殺人罪」と「承諾殺人罪」です。

「嘱託殺人罪」と「承諾殺人罪」って初めて聞く人も多いと思いますが、それぞれ「嘱託殺人罪:しょくたくさつじんざい」と「承諾殺人罪:しょうだくさつじんざい」と読みます。

ではなぜ4人もの人を殺しておいて、普通の殺人罪ではなく「嘱託殺人罪」と「承諾殺人罪」という罪なんでしょうか?

そこには、悲しい理由があったようです。

そこで今回は、「嘱託殺人罪」と「承諾殺人罪」とは何なのか、緑川雅孝被告(51)が普通の殺人罪にならないその理由を調査してみました。

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嘱託、承諾殺人って何?緑川雅孝容疑者が普通の殺人罪にならない悲しい理由とは?

嘱託殺人罪、承諾殺人罪って何?

聞きなれない言葉ですよね。

普通の殺人罪でないのは確かなんですけど、ちょっと詳しく説明します。

嘱託殺人罪って何?

嘱託は「しょくたく」と読み、「頼むこと」「依頼すること」という意味になります。

つまり、嘱託殺人罪というのは、「殺してほしいと頼まれて殺した罪」ということになります。

殺してほしいなんて、通常では考えられませんが、自分で死ぬのが怖いとか、体の自由が利かないなどの理由で、自分自身を殺してほしいと依頼する人もいるようです。

しかし、いくら相手が頼んできてたとしても実際に殺害してしまえば殺人罪になります。

それが嘱託殺人罪という罪です。

承諾殺人罪って何?

承諾は「しょうだく」と読み、「相手の意見や要求を受け入れること」という意味になります。

つまり、承諾殺人罪というのは、「殺すけど良い?」と提案したのに対し「良いよ」と「殺されることを受け入れた人間を殺した罪」ということになります。

殺されることを受け入れるなんて、こちらも通常では考えられませんが、心中の際などはこのような状況になることもあるようです。

しかし、いくら相手が受け入れたとしても、実際に殺害してしまえば殺人罪になります。

それが承諾殺人罪という罪です。

緑川雅孝容疑者が普通の殺人罪にならない理由とは

では、なぜ普通の殺人罪ではなく「嘱託殺人罪」と「承諾殺人罪」なんでしょうか?

それは、一家心中だったからだといわれていて、実際に緑川雅孝容疑者も発見された際は自らの腹などを切り重症の状態で発見されたそうです。

また、殺害された一家4人のうち母親の吉川美奈子さんに対して「嘱託殺人罪」、そのほかの子供3人に対して「承諾殺人罪」の罪に問われているようです。

さらに、緑川雅孝容疑者の供述や吉川美奈子さんに抵抗や争った形跡がないことや子供たちが友人たちに書いたと思われる「感謝のメモ」などが見つかった点なども決め手になっているようです。

緑川雅孝容疑者とは

名前:緑川 雅孝
よみ:みどりかわ まさたか
年齢:51歳(1969年生まれ?)
職業:住宅リフォーム業

この事件の詳細は?

福島県いわき市で親子4人が殺害された事件。

警察は2020年1月に吉川美奈子さん(当時43)の殺人容疑で交際していた緑川容疑者(51)を逮捕したが、中学生の子ども3人の殺害についても容疑が固まったとして、20日再逮捕した。

【この事件について、福テレ社会部・阿部加奈子記者の解説】

<「心中を図ろうとした」「同意があった」などと供述。不自然な点は?>

これまでの捜査では殺害された吉川さん親子に抵抗した際や争った際にできる傷がないこと、子どもたちが周囲の友人などに感謝の想いを綴ったメモが見つかっている。

緑川容疑者の供述が本当かは分からないが、状況としては大きな矛盾はないともいえる。

<「同意があった」ということになれば刑は変わる?>

警察は緑川容疑者を殺人の容疑で逮捕しているが「殺害されることを受け入れていた」という意志が明らかに立証できる場合「承諾殺人罪」が成立する可能性がある。

「承諾殺人」で被害者が1人の場合量刑は6か月以上7年以下の懲役または禁錮となっていて、死刑または無期などとなる殺人罪と比べて大きな違いがある。※殺人罪の量刑は死刑又は無期もしくは5年以上の懲役。

どのような罪で起訴するかは検察が判断することになるが、4人は亡くなっているため今後も緑川容疑者の供述や物証、現場の状況から慎重な捜査が求められる。
引用:https://www.fnn.jp/posts/2020022000000009FTV/202002202115_FTV_FTV

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この事件の悲しいところは、一家心中で母親が自分たちの殺害を依頼し、子供たちは自分たちが殺害されることを受け入れたという点ですね。

一部の報道では、殺害された親子と緑川容疑者は一緒に生活していたが、数百万円を超す借金があり、それを苦にしたものだったということです。

事業の失敗などで借金が膨らみ、生きていることに疲れたのか、心中をしようとまで思い詰めていたのでしょう。

子供たちも、悩んだり苦しんだりする大人を見ていて、いろいろと思うところがあったのでしょうね。

緑川容疑者の供述が真実かどうかは、はっきりとはしませんが、自分たちの死を受け入れざるをえなかった子供たちが可哀そうです。

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